5月度定例会議議事録


会員各位


5月度定例会議議事録をお送りします。

出席者:警察庁交通企画課 横山課長補佐、壱番屋(1)、カクヤス(2)、サンライズサービス(1)、          
    ストロベリーコーンズ(1)、セルート(1)、ピーシーエス(1)、ピザ・ロイヤルハット(1)、       
    フォーシーズ(1)、マトリックス(1)、ラインズ(1)、SDA(4)、計16名。

 議題 

(1)新任者の紹介

   ㈱カクヤスの新任総務課長・桐原公一様が挨拶をされた。

(2)議事録

    添付資料のとおり。

         添付資料  ① 5月定例会議議事録
                 ② 27年度無事故無違反運動
                 ③ #19セイフティコンテスト実施要領案((略)
                 ④ SDA大会参加人数推移(略)
                 ⑤ #19SDAコンテスト業務予定表(略)

SDA

5月度定例会議(525日)議事録

 

1.警察庁交通企画課 課長補佐 横山博暁氏の講話

(1)最近の交通事故情勢について(平成27年における交通死亡事故の特徴について)

   警察庁HPの内容を説明された。詳細はHPを参照されたい。

  ア 分析の仕方が変更された。昨年度との比較ではなく、過去10年間の比較。

  イ 死亡事故は、65歳以上が全年齢の平均を上回っている。原付死亡事故の1当は、

24歳以下、75歳以上で多い。

  ウ 横断中の死亡事故の51%は交差点で発生。また、そのうちの63.8%に違反。

  

(2)平成27年における交通事故の現状について(横山補佐作成資料)

  ア 事故発生件数・負傷者数は11年連続の減少となったが、死者数は4,117人で15

振りに増加した。

  イ 高齢者の死者数は2,247人(+54人)で、全死者数のうち54.6%と過去最高。ま

た、歩行中の死者数は1,534人で全体の37.3%、うち高齢者は1,070人で69.8%。

  ウ 歩行者の死傷者のうち、高齢者の27.6%に法令違反があり、15歳以下では54.1

に法令違反があった。また、高齢者では、横断歩道外横断や走行車両の直前・直後横

断が16.0%と高く、15歳以下では飛び出しが27.9%と高い。

  エ 自転車関連事故は98,700件で、うち対歩行者事故件数は2,506件である。いずれ

も、近年減少傾向にある。

  オ 飲酒運転による死亡事故件数は203件で、平成17年の1/3以下となったが、平成

20年以降下げ止まり傾向にある。

  カ 自動車乗車中の死者数は1,322人で、そのうちシートベルト非着用者数は713

で、42.2%と高い割合となっている。後部座席の死者数は152人で、そのうちシート

ベルト非着用者数は105人で、69.0%と高い割合となっている。

 また、シートベルト着用者の致死率は0.17%で、非着用者の2.38%に対して、

1/14となっている。

  キ チャイルドシートの使用率は、62.7%で、年々向上しているが、5歳の使用率は前

年より低くなっている(38.1%)。

 

(3)横山補佐が日頃から部下を指導された事項と我々に要望される事項

  ア パトカーの運転については、「プロ意識を持て」と毎日のように指導した。

  イ 交通事故の実態を、上の者も下の者も認識せよ。各地区の特性を把握せよ。

  ウ 健康管理に努めよ。体調不良で運転させることは、指導者の責任である。

  エ 住宅街は、人、自転車、子供が飛び出してくるので注意すること。特に夜間は注

意すること。

  オ 警察官になる前は、実家の酒屋を手伝った。父の親が正面衝突し、三カ月くらい入

   院した。交通事故は他人事ではない。「自分は起こさないだろう」と思う者もいるが

そうではない。

 

2.ホームページの掲載内容について

 61日に新ホームページに変更するにあたり、要望を伺ったが、意見はなかった。

 

3.「SCRUM」の発行時期について

  SDAセーフティコンテストの記事を載せるためには11月発行が適切である旨を了承し

 ていただいた。年間1回しか発行しないので、ホームページを常に最新の状態にして、新

しい情報をお届けしたい。また、「会員の広場」に、大いに投稿していただきたい。

 

4.#13警視庁共催競技大会及び#19SDAセーフティコンテストについて

(1)警視庁との共催競技大会(621日)

  ア スタッフ集合時刻を09:30とする。

  イ キャリアカーでバイクを輸送するのは、㈱カクヤスさん+㈱ライドオン・エクスプ

レスさんで合計1両。

  ウ 胸部プロテクターを㈱ライドオン・エクスプレスさんから25着(男性用20着、

女性用5着)借用する。

  エ 警視庁では、報道関係者を招待し、優勝チームに対するインタビューを行うことを

考えておられる。

  オ 参加選手・スタッフ数の見積(エントリーシート提出期限:6月9日)

 

会 員 名

選手数(人)

スタッフ数(人)

㈱壱番屋

㈱カクヤス

㈱ジェーシー・コムサ

㈱ストロベリーコーンズ

~10

㈱ピーシーエス

㈱フォーシーズ

10

㈱マトリックス

㈱ライドオン・エクスプレス

㈱ワイズテーブルコーポレーション

SDA

 

合  計

48~50

16?

 

(2)#19SDAセーフティコンテスト(910日)

   別添「第19回SDAセーフティコンテスト実施要領案」

 

5.平成27年度無事故無違反運動の成果等について

(1)「平成27年度無事故無違反運動の成績について」(別添)

(2)自動車安全運転センター理事長からの感謝状受領について

同センターの創立記念日が111日で、それ以降、数社に対して理事長から感謝状

を頂けることになった。日本倶楽部において、会社の幹部の方に御出席いただき、昼食

会を兼ねた受領式を行うことを考えている。                

以 上


16.5.25

SDA

平成27年度無事故無違反運動の成績について

~平成26年度との比較~

1.46道府県

  1,910組、9,454名の参加で、前年度に比べて206組、992名の増加となった。無事故無違反達成組数は1,207組(+132組)で、達成率は63.2

(+0.1%)と、4年連続で上昇した。しかし、交通物件事故、信号無視、通行禁

止違反及び一時不停止の増加については注意されたい。

(1)期間中の交通事故:48件(+4件)

  ア 交通人身事故

死亡0件(±0件)、重傷2件(-2件)、軽傷37件(-1件)

  イ 交通物件事故:9件(+7件)

(2)期間中の交通違反:972件(+128件)

   飲酒運転     0件(± 0件)   速度違反   203件(+14件)

   信号無視     103件(+23 件) 通行禁止   131件(+32件)

追越通行区分  23件(+ 2件)  一時不停止   253件(+26件)

歩行者妨害  13件(± 0件)  駐停車違反等  21件(+ 5件)

過積載         0件(± 0件)   シートベルト  57件(+15件)

携帯電話      64件(- 1件)   幼児補助       5件(+ 3件)

その他        99件(+ 9件)

 

2.東京都

  467組、2,335名の参加で、前年度に比べて34組、170名の減少となった。

無事故無違反達成組数は172組(-17組)で、達成率は36.8%と、前年度に比べ

0.9%減少した。軽傷事故及び通行禁止違反の増加については、注意されたい。

(1)期間中の交通事故:14件(+5件)

  ア 交通人身事故

死亡0件(±0件)、重傷0件(±0件)、軽傷12件(+5件)

  イ 交通物件事故:2件(±0件)

(2)期間中の交通違反:499件(-27件)

   飲酒運転     0件(± 0件)   速度違反    95件(-12件)

   信号無視      32件(- 4 件) 通行禁止   102件(+29件)

歩行者妨害等  10件(+ 4件)  一時不停止    66件(-20件)

駐停車違反等   9件(-1 4件)    過積載         0件(± 0件)

携帯電話      13件(新規分類につき前年度の統計なし)   

その他       172件(-17件)

 

3.「その他」の違反について

  インターネット記事「交通違反点数・反則金」を読んでいただきたい。また、

各社におかれては、各人の「運転記録証明書」をチェックし、分析をされたい。

 

以 上




このメールは会員各社にb.c.c.にて同時にお送りしています。

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全日本デリバリー業安全運転協議会
事務局長 村川 淳一
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-24
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