付紙第4
三塚顧問のアドバイス
1. 事故報告について
〇 事故発生時間帯については、日の出日没を問わず昼間(6~18時)、夜間(18~6時)でいかが?
〇 事故発生曜日については、平日、休日(土日を含む)でいかが?
〇 交通事故抑止のためには、事故を起こした人から事故時の運転状況を聴取し、どのような心理状態のときに事故が起きたかを把握して、フィードバックすべきでは?
例として事故報告の項目に、ぼんやりしていた、慌てていた、急いでいた、考え事をしていた、焦っていた、運転以外の操作をしていた、その他、等を入れる。
2. 上半期の交通事故発生状況について
《都内》
人身事故 14,603件 前年比 -184件
負傷者数 16,100人 前年比 -363人
死者数 69人 前年比 +17人
状態別死者数 歩行者31人、自動二輪車17人、四輪車11人、自転車8人、原付2人
昼夜別死亡事故数 昼間(6~18時) 32人、夜間(18~6時) 37人
《全国》
死者数 1,182人 前年比 +1人
一日平均 7.3人 多い日は20人
死亡事故ワースト3 ①千葉 ②東京 ③愛知
3. チラシの紹介
(1) 「危険 ルールを無視したペダル付き電動バイク」 ・・・・・・・・・・・・ 属紙第4―1
(2) 「ルールの無視は罰則の対象です!」 ・・・・・・・・・・・・ 属紙第4―2
4.自転車の酒気帯び運転の禁止と携帯電話使用等について
〇 2024.5.17参議院本会議で可決成立。朝日新聞によれば警察庁は、自転車の酒気帯び運転と携帯電話を使用しながらの運転について罰則付き違反とする
時期を2024.11.1とする方針を決めた。
今後反則金額について政令で定める。反則金は、原付と同程度を想定、5,000~12,000円。
〇 自転車に対する交通反則通告制度(青切符)の適用(2年以内)
16歳以上の113違反行為が対象、取り締まりが強化される。特に取締りが強化される違反は、
① 信号無視 ② 徐行せず歩道通行 ③ 一時停止 ④ 携帯電話使用 ⑤ 右側通行
⑥ 通行禁止 ⑦ 遮断踏切立入り ⑧ 整備不良(ブレーキ) ⑨ 傘さし運転 ⑩ イヤホン運転
〇 自転車等の安全を確保するための規定(違反の新設)
自動車と自転車が同一方向に進行する際、自動車が自転車の右側を通過する場合、両者の間に十分な間隔がないとき、自動車は安全な速度で進行し、
自転車は左側端に寄って通行する。その距離は、1~1.5mが想定される。
以 上